この記事にたどり着いた方はきっとサウナでスマートウォッチを使ってみた経験があるんじゃないでしょうか?
最近がスマートウォッチをつけながらサウナを楽しむ方がとても増えてきました。
サウナは時間で管理するよりも心拍で管理するほうがととのえます。そんな時に活躍するのがスマートウォッチ。腕につけておくだけで気軽に心拍数が測れるからね。
今回はスマートウォッチの雄。Appleが出した最強のタフネスウォッチ、Apple Watch Ultraがサウナーにとって買いなのか解説します。
Apple Watch Ultraってどんなモデル?
過酷な環境に挑む人へ、過酷な環境に負けない腕時計を。
の一言から始まるApple Watch Ultra
このモデルは最も屈強で万能なApple Watchとして発表された最上位タフネスモデルです。
過去のモデルの耐久性を凌駕する性能と、フラグシップモデルにふさわしい最新の機能を兼ね備えた今回のUltra。
まずは今回のApple Watch Ultraの大きな特徴から解説します。
Apple Watch Ultra2の機能【サウナー目線】
Apple Watch Ultra 2
- チタニウムケース
- 49mmの画面サイズ
- 手袋をつけていても操作しやすい本体デザイン
- フラットデザインのディスプレイ
- 新しくアクションボタン搭載
- 100mの耐水性能+水深40mまでダイビング可能
- 最大60時間続くバッテリー
- GPSを2種類搭載し性能向上
- -20℃~55℃まで耐えられる動作可能温度
- 本体価格 128,800円
本体だけでなくバンドに到るまで随所にわたって新技術が使用されており、内外すべての性能が過去最高の最強モデルです。
値段も過去最高で去年のUltraより値上げしてなんと128,800円!円安とはいえちょっとした高級時計が買える値段です。
【比較用】Apple Watch UltraとUltra2の違いについて
今年発売されたUltraは過去モデルと何が違うのか?
今回のバージョンアップで変わった部分をまとめるとこちらになります。
- ストレージ 32GB
- 最大2,000ニトのディスプレイ
- S8 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載)
- U1チップ
- ストレージ 64GB
- 最大3,000ニトのディスプレイ
- S9 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載)
- 第2世代の超広帯域チップ
耐熱性やバッテリー性能などサウナで使う為に必要な性能はとくに変化はありませんでした。
耐熱性をもっと強くしてもらえると嬉しいのがホンネ…
とはいえ普段からサウナでApple Watchを使っている私が、今回の特徴からサウナーにとって良い点を3つまとめてみました。
耐熱性と耐水性 動作可能温度が55℃まで耐えられる。
スマートウォッチをサウナ室に持っていくとよくある現象に、
高温のドライサウナ等にいくとスマートウォッチが電源落ちする事がありますよね。
私のApple Watchも80℃~90℃前後のサウナでは問題なく使用できますが、
100℃を超えてくるとタオルで覆ってあげないと電源が落ちてしまいます。
途中で電源が落ちてしまうと当然心拍数も時間もわからないので、折角腕に巻きつけていても意味がなくなってしまいます。
これではサウナでApple Watchをつける意味がありませんよね。
この為、集中してサウナを楽しみたいのにApple Watchがちゃんと起動しているか気になってしまってチラチラと確認してあげる手間が増えてしまう事も・・・
これが中々に大変。けっこうストレスを感じる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
電源が落ちてしまうのもそのはずで、そもそもApple Watchの通常モデルは35℃までが動作可能温度とされています。
35℃と言ったら真夏の外気温よりも低い温度です。サウナ室の熱を直接受けてしまうと本体が35℃以上になってしまう為、内部の破損を防ぐために電源が強制終了してしまいます。
そんな今までのApple Watchでは耐えきれない施設のほうが多かったですが、なんと今回Ultraのみ正常動作温度の範囲が広げられ、なんと55℃まで動作可能!
その結果、耐熱性能の向上によりサウナ室での耐久性も上がってると思われます。
通常のApple Watchでも約80℃~90℃前後のサウナ室では問題なく使えることが多いため、Ultraであればより高温の環境でも使用できる性能です。
Ultraにはチタンフレームが採用されており、過去モデルのアルミやステンレスと比較すると熱伝導性が低く、熱くなりにくい特性があります。
あくまで公式の動作可能温度は-20℃~55℃。
サウナ室での使用はあくまで自己責任となっています。
とはいえ約3年サウナ室で愛用してきた私のseries4でも不具合を起こしたことがない為、
サウナ室→水風呂程度の使い方では破損する可能性は限りなく低いです。
本体を熱による強制終了を気にしなくてもよくなれば、よりサウナに集中できるのでおすすめできます。
第3世代の光学式心拍センサー
そもそもサウナ室でスマートウォッチの使う理由って心拍数が計測できるからですよね。
Apple Watch の光学式心拍センサーは、緑色LEDライトと感光性フォトダイオードを組み合わせて、どんな時点でも手首の血流量を検出します。
時間ではなく心拍数で自分の体調を計る事でより確実にととのえる機会を増やす為スマートウォッチを使われる方がほとんどだと思います。
今回のUltraには新しく第3世代の光学式心拍センサーが搭載され、
より精密に自分の心拍数を測定する事ができます。
自分の心拍数がリアルタイムで動くのは見ていて楽しいですよ!笑
またApple Watchには高心拍数の検知ができる機能があり、
事前に通知基準の心拍数を設定しておけば、アプリ操作なしで自動で通知してくれます。
自動検知機能は設定した心拍数を10分以上続く必要がある為、必ずサウナ室で使用できるわけではありません。
通知してくれるかも。くらいの気持ちで使ってみるのがおすすめです。
つけておくだけなら今よりもっとサウナに集中できますよね。
その他にも第3世代の光学式心拍センサーが採用されていることで血中酸素濃度や心電図も調べられます。
心拍数の管理におすすめなウェイファインダー機能
Ultra専用機能にウェイブファインダーという機能があります。
元々日が暮れた時に文字盤を赤くする事で視認性を高める機能です。
Digital Crownを回すだけで設定でき、簡単に設定できます。
サウナ室によっては暗闇の場所もある為、常時表示機能では確認しにくい時に重宝します。
バッテリー性能
省電力モードで最大60時間、通常時でも最大36時間続くバッテリーを搭載しています。
バッテリー性能に大きな性能差がある為、今回発表されたApple Watch series8と比較を行います。
種類 | バッテリー容量 |
---|---|
Apple Watch Ultra | 最大 60時間 |
Apple Watch 8 | 最大 18時間 |
ここまでの容量であれば約2日間使用できる容量の為、キャンプでテントサウナを楽しむ機会があるサウナーや宿泊先に充電器を忘れても問題なく使用できます。
普段から充電はしっかりできるマメなサウナーにとってもバッテリー性能の向上は朗報です。
なぜなら、我々サウナーは他のユーザーと違い、普段からApple Watchには負荷を多くかける使い方をする為、どうしてもバッテリーが劣化しやすいです。
私のApple Watchも4年前に購入し、2年半ほど前からサウナで使用していますが、
サウナで使うようになってから電池持ちが悪くなったな~と感じてます。
結果的にバッテリー交換費用の節約につながる。
搭載されているバッテリーが大きければ大きいほど劣化時の特にバッテリー容量が大きいということは、長期間使用して劣化しても気にならない点がおすすめです!
バッテリー交換も12,000円ほど費用が掛かってしまう為、
長期間使用する前提であればUltraのバッテリーは魅力的と言えます。
Apple Watch Ultraでもサウナで使うなら自己責任
ここまでまとめた内容から、Apple Watch Ultraは購入を検討できる予算があるならおすすめのモデルです。
あくまで自己責任の使用が求められるとはいえ、Ultraでしかできない機能もあり、
サウナで使うなら現状のモデルの中で一番耐性があるモデルですからね。
Apple Watch UltraはiPhone以上に寿命の長いApple Watchです。
普段使いとセットで、長期的に使おうと考えている方にはおすすめではないでしょうか?
発売は9月23日からと他モデルより少し遅いですが、Amazon、楽天でも販売開始しました。
https://www.apple.com/jp/apple-watch-ultra/
サウナを極限までととのうために必要な物揃ってますか?
サウナに持っていくべきグッズについて別記事でご紹介してます。
年に100回近くサウナに行く私がおすすめするサウナグッズたち。どれもおすすめの一品です。